ノーディグ農法の

始め方・苗床の作り方

  1. ノーディグ農法の始め方・苗床の作り方

ノーディグ農法の苗床づくりは、耕したり雑草を取り除いたりする必要がなく、手軽に始められるのが大きな魅力です。
段ボールと完熟堆肥を使うだけで、雑草を抑えながら苗が育ちやすい環境を整えることができます。

ノーディグ農法の始め方① 雑草を取り除かず、上から段ボールを敷きます

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雑草を取り除かず、上から段ボールを敷きます

テープなどを取り除いた段ボールを1~2枚(新聞紙の場合は5~10枚)重ねて敷くと、光を遮断し、雑草を抑えられます。

ノーディグ農法の始め方② 堆肥を5~10cm程度の厚さで均等に敷きます

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堆肥を5~10cm程度の厚さで均等に敷きます

完熟した堆肥(ふかふかで臭わないもの)を使うことが重要です。
ウッドチップを通路に敷くと土壌の保湿性が高まり、雑草の発生抑制や泥はね・ぬかるみの防止にも効果があります。

ノーディグ農法の始め方③ ポットが入る大きさの穴を掘って、苗を植えます

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ポットが入る大きさの穴を掘って、苗を植えます

種から育苗する場合は、畑に直接まくのではなく、市販の培養土を入れたポットや育苗トレイに種をまきます。
小苗に育ってから、畑へ定植してください。

イギリスの著名な園芸家・著述家であるチャールズ・ダウディング氏(Charles Dowding)は、ノーディグ農法をテーマにした解説を、自身のウェブサイトやYouTubeで公開しています。
使用する道具の選び方から、段ボールの代替素材や堆肥の品質の見極め方、つまずきやすいポイントに至るまで、一つひとつ丁寧にわかりやすく解説されています。

> Charles Dowding 公式サイトで初心者向けガイドを見る

ノーディグ農法では、良質な堆肥を使用することが非常に重要とされています。
しかし、初心者にとっては、最初から自分で堆肥をつくるのは決して簡単なことではありません。

堆肥づくりでつまずきやすい点として、以下のような課題が挙げられます。

  • 十分なスペースの確保が必要
  • 材料のバランスを取るのが難しい
  • 臭いが発生しやすい
  • 虫や動物が寄ってくる可能性がある
  • 完成までに時間がかかる

こうした課題を無理なく解決し、すぐにノーディグ農法を始めたい方には、

あらかじめ熟成されていて、そのまま土に施用できる完熟タイプの堆肥を購入して使うのがおすすめです。

ノーディグ農法では、堆肥の質が作物の生育、土の健康、そして雑草の抑制まで、全ての成功を左右する最も重要な要素となります。
「スーパー緑の堆肥®1号」、有機対応の「緑の堆肥®」は、ノーディグ農法の堆肥として、安心して手軽にご利用いただけます。

当協会は、資材の販売業務を株式会社ホーネンアグリに委託しております。

以下の製品詳細ページより、株式会社ホーネンアグリが運営するオンラインショップ「エコアグリーン」にて直接お買い求めいただけます。

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※「スーパー緑の堆肥®1号」「緑の堆肥®」は、株式会社ホーネンアグリの登録商標です。